最近は肌寒い日もあれば、汗ばむ日もあったり、
一日の中でも気温差が大きかったりしますよね。
そんな時期が苦手という利用者様は意外と多く…
9月中旬あたりから「なんとなく調子が悪い」「眠気が取れない」
「怠さが強い」といった訴えが多くなってきました。
通所を予定していたはずが、夕方になって「今起きました~」
という電話が鳴るなんてことも、この時期には増えてしまいます。
人間誰しも調子の波はあるもので、
その波にどう巧く乗っていけるかが体調キープの鍵になるのですが、
言葉でいうほど簡単なことではありませんよね。
ある利用者様は、ご自分の体調の変化にとても敏感で、
「何かが変」というご相談から始まります。
日を追うごとに「やっぱり調子が悪いみたいだ」と悩み、
いつの間にか、「なぜ調子が悪いのだろう」と不調の原因の
部分に囚われすぎてしまい、負のループにはまることも。
調子が悪くなると通所が途絶え、回復したらまた通所を再開。
この流れの繰り返しに、ご本人はやきもきしている時期もありましたが、
最近では「調子が悪い時には、その中でできることをすればいい」
と考える(割り切る)ことができるようになってきました。
今では調子が悪い時でも通所が完全に途絶えることはなく、
ご本人の中で「ここはクリアしておきたい」という最低ラインを
下回らないようにしながら、活動を継続することができています。
利用者様の中には「こうあるべき」「こうしなければならない」という、
0か100かという考えをお持ちの方は比較的多く、
30、40でもいいや~と割り切ることは苦手という方も少なくありません。
しかし、全ての動きを止めることをせず、活動量を調整しながら、
なるべく普段の生活を継続させるようにする。
これは将来的に就労を意識されている方には必要なスキルでもあるのです。
体調の波をどう巧く乗りこなすか。
ご自分流のいいアイデアがある方は、ぜひ教えてくださいね。
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